「権力」や 「権威」の魔性に汚染された警察や検察、裁判所に国民の犯罪を裁く資格はない !!
日本国民は権力や権威が、まったく信用に値しない世の中に生きていることを認識するべきだ。
「権威」や「権力」が独り歩きするとき重大な過失が生まれる。
これが今回の袴田冤罪事件であり、今なおその冤罪事件は続いている。
本来国民を守らなければならない警察・検察そして裁判所が「権力」や「権威」に狂わされ、その毒牙を国民に剥き出しにしている。
その上、マスメディアは権力の奴隷と化し真実を覆い隠す社会の錆びたスクラップそのものに成り下がった。
国民は自分の慧眼を磨かない限り、これからも国家の悪魔性に翻弄され続けられるだろう。
自分の頭で考えない人間は「権力」や「権威」の奴隷になるしかない。
全体主義国家の奴隷となるしかないのだ。
家畜人ヤプーとは、まさしくこの事を意味しているのだろう。
家畜人ヤプーとは、まさしくこの事を意味しているのだろう。
(どんどん和尚)
カエルやネズミのような国民は国家のハブに喰われるしかないのだろうか?
不正義に汚染された国家のハブ毒は国民を壊死させるだろう。
★ 警察・検察は真実を隠し誤魔化し証拠を捏造・隠蔽する冤罪製造装置であり裁判所も同類
日々坦々
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2269.html
袴田事件で死刑が確定した袴田巌さんが再審決定し釈放された。
死刑囚に対する拘置停止決定と釈放は初めてということだ。
袴田氏は拘禁症状が以前より続き、今では認知症で、ずっと支えてきた姉すら認識できないという
無罪が確定したわけでもなく、腐った司法組織の人間だから100%信用することはできないが、勇断を下した村山浩昭裁判長は「捜査機関により捏造された疑いがある」と踏み込んだ発言をしている。
死刑判決の最大の根拠とされてきた「5点の衣類」について「元被告のものでも犯行着衣でもなく、捜査機関により捏造された疑いがある」と指摘。
「証拠の衣類の色はみそタンクのみそと比較して不自然に薄い可能性が高い。長期間みその中に隠されていたにしては不自然」
「捏造された疑いがある重要な証拠で有罪とされ、極めて長期間死刑の恐怖の下で身柄拘束されてきた」
「再審を開始する以上、死刑の執行停止は当然」とも指摘した。(参照)
村山氏の経歴を見れば、干されてきたことがよくわかる
静岡地方裁判所・静岡家庭裁判所部総括判事、静岡簡易裁判所判事
異動履歴
H.24. 8.20 ~ 静岡地・家裁部総括判事、静岡簡裁判事
H.20.11.17 ~ H.24. 8.19 東京地裁部総括判事、東京簡裁判事
H.18. 4. 1 ~ H.20.11.16 東京高裁判事、東京簡裁判事
H.14. 4. 1 ~ H.18. 3.31 福島地・家裁いわき支部長、いわき簡裁判事
H.10. 4. 1 ~ H.14. 3.31 東京地裁判事、東京簡裁判事
H. 6. 4. 1 ~ H.10. 3.31 長野地・家裁諏訪支部判事、諏訪簡裁判事
H. 5. 4.12 ~ H. 6. 3.31 東京簡裁判事、東京地裁判事
H. 5. 4. 1 ~ H. 5. 4.11 東京簡裁判事、東京地裁判事補
H. 3. 4. 1 ~ H. 5. 3.31 東京地裁判事補、東京簡裁判事
S.63. 4. 1 ~ H. 3. 3.31 福島家・地裁郡山支部判事補、郡山簡裁判事
S.61. 4.12 ~ S.63. 3.31 富山地・家裁判事補、富山簡裁判事
S.60. 4. 1 ~ S.61. 4.11 富山地・家裁判事補
S.58. 4.12 ~ S.60. 3.31 大阪地裁判事補
H.24. 8.20 ~ 静岡地・家裁部総括判事、静岡簡裁判事
H.20.11.17 ~ H.24. 8.19 東京地裁部総括判事、東京簡裁判事
H.18. 4. 1 ~ H.20.11.16 東京高裁判事、東京簡裁判事
H.14. 4. 1 ~ H.18. 3.31 福島地・家裁いわき支部長、いわき簡裁判事
H.10. 4. 1 ~ H.14. 3.31 東京地裁判事、東京簡裁判事
H. 6. 4. 1 ~ H.10. 3.31 長野地・家裁諏訪支部判事、諏訪簡裁判事
H. 5. 4.12 ~ H. 6. 3.31 東京簡裁判事、東京地裁判事
H. 5. 4. 1 ~ H. 5. 4.11 東京簡裁判事、東京地裁判事補
H. 3. 4. 1 ~ H. 5. 3.31 東京地裁判事補、東京簡裁判事
S.63. 4. 1 ~ H. 3. 3.31 福島家・地裁郡山支部判事補、郡山簡裁判事
S.61. 4.12 ~ S.63. 3.31 富山地・家裁判事補、富山簡裁判事
S.60. 4. 1 ~ S.61. 4.11 富山地・家裁判事補
S.58. 4.12 ~ S.60. 3.31 大阪地裁判事補
今回の件で、この冤罪事件が世に広く伝わり、多くの人がこの国の警察、検察、裁判所は「信じられないもの」なんだと認識したことが救いでもある。
この事件は、1966年から収監され、死刑判決を受けてからも「世界で最も長く収監されている死刑囚」としてギネスブックにも掲載された。
この間、取り調べをした警察官や検察官、死刑判決を下し支持した地裁、高裁、最高裁の各裁判官や事務官、そして再審請求を却下し続けてきた各裁判官などは、一見優雅に生活しているよに見えても、どこかで歪んだ人生を歩み何等かの清算される運命にあることを切望しておく。
それから、警察の執拗な取り調べにより、虚偽の証言をしてしまった多くの国民などをも巻き込んで、一大冤罪事件がでっち上げられたわけだが、それらの方々の人生にも大きな影響を与えているのだろうと推察する。
「有罪認定は難しい」と感じつつ、他の裁判官に押し切られる形で死刑の判決文を書いた熊本典道元裁判官は、のちに再審開始を求める上申書を提出している。
その熊本氏が、今回の再審決定後に取材した毎日新聞には、
「公判で袴田さんが『やっていません』と言った姿が忘れられない。思い出すと涙が出る」と、今でも悔やみ続けている。≫
と書かれている。
死刑を決定づけた裁判長の石見勝四、右陪席の高井吉夫は既に他界し、任官5年目の一番若手だった熊本氏だけが現在生存している。
ウィキペディアによると、熊本氏は、この死刑判決の半年後に退任し弁護士に転身するが、酒に溺れ「俺は無実の人を殺した。逮捕しろ」と夜中に警察署で暴れたこともあった、という。
大酒が原因で離婚し体も壊して1996年弁護士登録を抹消し、現在は生活保護を受け細々と暮らしているということだ。
警察、検察が証拠をねつ造し自白を強要すれば、誰でも「犯罪者」に仕立て上げられ、「死刑囚」にもでっち上げられる事を知らなければならないと同時に、直接、間接問わず、冤罪に関わった人達は、普通の神経、「良心」を持っている人ならば、誰もが、熊本典道氏のような状況になり得る事を認識しなければならないと思った。
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★袴田事件を作り上げた警官の松本久次郎警部、岩本広夫、松本義男、森田政司、 検事の岩成重義、裁判官の石見勝四、高井吉夫は万死に値する!
日々坦々
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2270.html
日々坦々
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多くの関係者が鬼籍に入っている袴田事件。
ただ、死んだからといって、その罪が贖われたわけではない。
その一人、真犯人と噂され殺された家族で唯一生き残っていた長女の橋本昌子さんが、再審決定の直後、自宅で死亡していたという。静岡県警は即、「事件性はない」と片付けたが、誰がみてもタイミング良すぎだろう。
この長女はネットでも以前から「怪しい」とされてきた。
参照:
■袴田事件「真犯人は長女」の指摘・推察点まとめ">袴田事件「真犯人は長女」の指摘・推察点まとめ
それから特に、初期捜査に関わり取調をした警察官、一年後に証拠を捏造した警察官と検察官、それを認めた裁判官などなど。そして、警察に強要されウソの供述をしてしまった一般市民や、擦り付けた真実を知ったものたち。
相当数に上るだろう。
先日の判決文には、そのような多くの方々の名前も記載されている。
参照
■被告人 袴田巌に対する住居侵入・強盗殺人・放火事件判決">被告人 袴田巌に対する住居侵入・強盗殺人・放火事件判決
■袴田事件 司法も絡んだ恐るべきでっち上げ事件
まあ、鹿児島の志布志事件と同じく日本人得意の「同調圧力」により醸成された「空気」によって、みんなが「右向け右」と、従わなければ「村八分」か自分の身に災いが降りかかるから、嘘でも警察官の言う通りの証言をして、その後、良心の呵責はあったものの、「あれは事実だったと自分を信じ込ませて、言い聞かせてきたのだろう。
また、いつものようにマスコミも冤罪に加担している。
≪事件発生から49日後、袴田氏が出頭を求められ、否認のまま逮捕された翌日8月20日の朝刊には、
「なお平然、うそぶく袴田」「葬儀にも参列、顔色も変えず」「食事はふだん通り」「悪魔のような 人間」などという見出しが並び、「常人のモノサシでははかりしれない異常性格者」「情操が欠け、一片の 良心も持ち合わせていない」などと書いた全国紙もあった。
このように書くということは、記者やデスクは当時 “犯人は袴田である” という確証を掴んでいた のであろう。確証がなければ書けるものではない。どのような確証を掴んでいたのか連絡いただきたい。 当ページに載せさせていただく。
「袴田のウソツキは相当なものらしく、雑談中 “ボクシング選手当時、マニラに遠征したが、あの頃が 懐しい” とさも思い出にふける様子。
刑事が調べたところ、袴田は一度も海外遠征に出かけたことはなかった。
刑事が調べたところ、袴田は一度も海外遠征に出かけたことはなかった。
『話がボクシングにふれると、まるで人が変わったようにしゃべりまくっているが、おそらくは大半が ウソだろう』と係官も呆れている」
などと書いた新聞もあった。
などと書いた新聞もあった。
だが、記録によると、袴田氏は1961年4月19日、マニラの「リサール・メモリアル・ホール」で フィリピンバンタム級1位の選手と 10回戦を戦っている。過去のデータがあるはずの新聞社が、一切確認しようとせず警察の虚偽の発表を そのまま書いたのである。
警察と袴田氏とどちらがウソツキであろう。当方は 「警察官等不祥事」 で “警察の発表はウソばかりであり、全く信用してはならないのです” と書いている。
当時事件を取材した朝日の元記者は2001年11月、自戒を込めて語った。
「今にして思えば、袴田巌の周辺をあたったり、過去を調べたりして悪い話ばかり集めた」
「人権意識も薄かった。冤罪になれば新聞にも責任はある」≫
「人権意識も薄かった。冤罪になれば新聞にも責任はある」≫
(参照)
袴田死刑囚に死刑宣告の元裁判官が告白「私は最初から無罪だと
https://www.youtube.com/watch?v=qY0AobrSjUk
https://www.youtube.com/watch?v=qY0AobrSjUk
★袴田事件 司法も絡んだ恐るべきでっち上げ事件
http://ww6.tiki.ne.jp/~funabashi/hakamadajiken.html
http://ww6.tiki.ne.jp/~funabashi/hakamadajiken.html
★ 被告人 袴田巌に対する住居侵入・強盗殺人・放火事件判決
静岡地方裁判所(昭和四三年九月一一日言渡)
静岡地方裁判所(昭和四三年九月一一日言渡)
さて、ふだん冤罪問題には無関心な世間も、さすがに昨日からは、袴田さんの件が多少話題になってます。世界的にも、BBCから果てはニカラグアまで、幅広く報道されていますね。
なんといっても、ギネスブックに載っている「死刑囚」でしたし、日本の刑事司法の異常っぷりが世界に周知されるのは、日本の恥ではありますが、自浄能力のない人たちにとっては、重要なことです。
なんといっても、静岡地裁の再審決定で、「捜査機関によって捏造された疑いのある証拠によって有罪とされ、死刑の恐怖の下で拘束されてきた」「これ以上拘束を続けることは耐え難いほど正義に反する」とまで言われちゃったわけです。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG27014_X20C14A3000000/
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG27014_X20C14A3000000/
もはや、裁判所でも、まともな裁判官になら、警察・検察が証拠を捏造することは、デフォルトと認められちゃったってことでしょうね。
で、たまたま、昨日あたくしは、某検察関係の方とお会いしておりまして、その方は、「なにぶん、戦後のことだから、まだ、警察も検察も特高体質だったんでしょう」などと、やや苦しい言い訳をしておられましたが、だったら、袴田さんの拘置停止や再審に対して抗告するなよな、と言いたいですね。
まあ、そこが、「間違っているとわかっていても引き返せない体質」、ということなのでしょうが、そういう体質だからでは済まないのですよ、私たち国民は。
そもそも、そのせいで、袴田さんは人生を狂わされただけではありません。真犯人は見事に逃げ切ったといえるわけで、犯罪捜査をするどころか、真犯人を助けちゃったんですよね、警察と検察は。そんなんで、正義などとは抜かしてほしくないもんです。
そして、もうひとつ。この袴田事件のように、明らかに間違った捜査が行われたり、証拠が捏造されたとしか考えられないことが判明しても、当時の警察・検察関係者が断罪されることはないのです。だから、ある意味、やった者勝ちになっちゃうわけですね。
あの、田代元検事の虚偽有印公文書作成のようなバレバレの事件ですら、検察官は不起訴になってしまう。それはまさに、警察や検察の犯罪を捜査する機関がないからです。
また、こういった冤罪事件の場合、第三者機関によって、しっかりした検証を行うことが不可欠であると思います。そこをうやむやにして、袴田さんが無罪になっておめでとう、で終わってしまわせてはなりません。
とはいっても、検察も警察も自浄能力はないのは露呈していますんで、そこは立法府に頑張っていただきたいところですが、とはいえ、安倍ちゃんの自民党では無理っぽいのが残念です。
みんなの党の渡辺氏も、公職選挙法違反や政治資金規正法というかたちで刑事罰に問われる可能性は微妙としても、倫理的な意味でのダメージは巨大ですから、もう「みんなの党」は失速でしょうし、維新は崩壊寸前ですし、といっても、もはやいまの民主党じゃあねえ、みたいな。
そして、今月末に決定が出る飯塚事件の再審請求では、犯人とされた久間三千年氏は、一貫して無実を訴えつつ、死刑執行されています。この場合はいったいどうなるのか?
前田恒彦元検事のケースのように、裁判でまったく使われていない証拠ですら、改ざんしたら2年の実刑なのです。裁判で使われた証拠を捏造したらいったいどうなるのか。検察・警察性善説であるがゆえに、そういった罪が、刑法に規定されていないのも問題です。
(まあ、強いていうなら、特別公務員職権濫用罪ということになるわけですが)
むろんこれ以外にも、冤罪の疑いのある事件は多いのですが、現在進行形のPC遠隔操作事件も、目が離せない展開となっています。
たとえば、犯人は2012年11月13日と2013年1月4日の神奈川新聞を必ず入手できた人間でなくてはなりません。
しかし、東京都内で神奈川新聞が入手できる場所は限られていて、11月の分に関しては、片山さんが分倍河原の派遣先に行っていた際に、その先の(同じ分倍河原の駅ではない)売店で購入したというのが検察の主張なのですが、なぜか、そのSUICAの履歴は、証拠として出されていないのです。
おかしいですねえ。もしも、片山さんのSUICAに問題の売店のある駅までの履歴があれば、動かぬ証拠ですから、検察は出さないはずはありません。
しかし、逆に、片山さんが派遣先を出て、徒歩で分倍河原の駅に向かい、そこからまっすぐ家に帰っていたとしたら、片山さんが無罪である可能性はむしろ濃厚になります。(共犯者が絶対いないとは限らないので、それだけでは、無罪の決定的証拠にはなりませんが)
もちろん、片山さんが犯人で、分倍河原から問題の売店のある駅までは、SUICAを使わずに切符を買ったのだとしても、そこには往復の時間分の不自然な空きが出るはずです。
むろん、派遣先から分倍河原で家に帰る電車に乗るまでの間に、多少の空きがあったとしても、駅前でラーメンでも食べていたかもしれないので、それだけでは有罪の証拠にはなりませんが、それにしても、検察の出しているしょうもない監視カメラのビデオ映像で、どうみてもやっていないガッツポーズをやっていることにするよりは、裁判官の心証を悪くする証拠であるはずです。
なのになぜ、出さないんでしょうね。
もちろん、検察は、自分に不利な証拠は出さないという伝統がありますから、きっとそのSUICAの履歴も、検察には都合の悪い時刻が刻印されていた可能性がありますね。
なんといっても、昨年3月24日の段階で、実は、検察の現場は、片山氏起訴のための決定的な証拠を持っていなかったのに、上の方の決定で起訴しちゃったらしいという内部情報があるのでして(出所は今は言えませんが)、その時点で、検察がSUICAの履歴を調べてなかったはずはないのですよね。
さらにさらに。
この一年間、検察はずっと、片山氏の保釈を頑強に阻止し、接見も禁止してきたわけですが、その理由が、「証拠隠滅の疑いがあるから」なんです。
おかしいですよね。
実は、警察と検察は、記者たちにはずっと「検察は動かぬ証拠を持っていて、それが公判で明らかになるから、片山は絶対に犯人だ(=だから、冤罪説なんか書くと大恥かくぞ)」と囁き続けていて、それで、この1年間、片山さんのことはあまり記事にならなかったのです。
でも、そんな「動かぬ証拠」があるなら、片山さんにちょっとぐらい他の証拠隠滅されたところで痛くも痒くもないはずですし、公判でもとっくに出てきているはずです。
ところが、その記者たちをビビらせていた「謎の証拠」というのが、じつは、「片山さんが猫に首輪をつける瞬間などぜんぜん映ってないビデオ」だったり、結局出てこない「FBIの捜査協力でわかったとかいうDropboxの中のファイルの痕跡」とかなんですよね。
そして、実際の公判では、検察は何を血迷ったか、証人の方たちに、片山さんが「優秀なプログラマであって、ウイルス作成能力があった」ということを何とか証言させようとしている。
あのね。片山さんはウイルス作成罪では起訴してないんじゃなかったの?
もちろん、それを受けた弁護側に「片山さんにはウイルス作成能力がない」という、絶対、論理的には不可能な反論をさせるためとしか思われません。気の毒な片山さんは、公開処刑みたいに、味方である弁護チームから「どんだけ無能か」みたいなことを言われなきゃならない、すごい気の毒な羽目になっちゃったわけです。
それにしても、片山さんが、仕事の合間に、チョチョッと、あらゆるウイルス対策ソフトをあっさりかいくぐっちゃうような遠隔操作ソフトを作れちゃうほど、ずば抜けて優秀なプログラマなら、どうして、「無実を信じてた」はずの会社社長は、片山さんを解雇しちゃったのでしょう。
そして、検察側証人として、片山さんにソフトを作れた可能性はあると証言した、LACの社長さんは、もしも、片山さんが犯人だとしたら、もちろん、出所後には雇ってくれますよね。そんな凄いプログラマなんですから。
とまあ、多少、パソコンに詳しい人間なら、もはやツッコミ放題状態なんですが、それでも、基本的には、検察絶対有利で、かつ、推定無罪じゃなくて、推定有罪の日本の刑事裁判です。
片山さんが犯人でないとすると、真犯人が片山さんのパソコンを外部から操作したということを裁判官が納得しない限り、片山さんは有罪となってしまう可能性があります。
ということで、どうやって、「ウェブサイトというのは...」という説明からしなくちゃならないような裁判官の方に、真犯人が片山さんのパソコンを外部から操作した可能性のほうがむしろ高いことを理解していただくことができるのか。
やっぱ、実際に、片山さん以外の人でも、片山さんのパソコンに侵入して、偽の履歴を残したりというようなことが、できる人にはできるんだよってことを、誰かに実際に、証明してもらうしかないのかなあ。
と、ゆーよーなことをですね、などと考えている今日この頃です。
だいたい、この狭いギョーカイに、「もっと怪しい人」は他にいますよね? ほら、地検刑事部長さんが机の引き出しの奥に突っ込んでる書類の中に。検察に恨みを持ってる遠隔操作のプロ中のプロの方に関するファイルが。
転載終了、
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