3日前に市集落の住人二人から奄美市議会議員選挙立候補者全員に送った公開質問状を昨日、市集落に出向き直接、当事者に手渡し致しました。
市集落に行く途中、住用湾内や採石現場の写真を撮りましたので、10問の質問ごとに写真を挟みご紹介致します。
帰り道、中部採石の従業員にこの公開質問状の回答を社長に渡すよう頼み、その後、戸玉の区長の自宅に立ち寄り漁業振興の在り方や問題点、湾内土砂流出汚染について様々な角度から意見交換を致しました。
地元選出の市会議員が地域住民の相談に乗らず、当選したら後は知らん振りだとの不信感を3人の集落民から聞かされました。
市会議員は一部の代表、とりわけ土建業界の代表であってはならないと思っています。私は一部の利益団体のために政治活動をしたことは一度もありません。
病気で入院して一時は立候補を断念した現職議員を再度担ぎ出す土建業界の面々は政治は何のため、誰のためにあると思っているのでしょうか?
病気の人を思いやるというやさしさがない市民たちが奄美市の衰退に手を貸しているということであります。
私の事務所開きを境に、私をスパイしていた汚い人たちはすべて私から離れていきました。ふだん偉そうなことを言って政治活動をしていた人たちもその正体を現しました。皆さんも友を選ぶなら、苦境に陥っている時に救いの手を差し伸べてくれる人を友人としたいものです。
私はもともと他人に媚びを売るのが苦手な性格ですので、淡々と選挙戦を進めて行きたいと思っています。一票に対しては礼を尽くしますが、一票に対して過剰に媚びることはないということであります。
今回の市議選立候補予定者はたとえ誰人からであれ公開質問状が届いたら真摯に対応するのが議員である前に、人としての礼儀だと思っています。
この公開質問状に回答せず無視する候補者は議員になる資格などありません。
回答できないということは、議員としての資質も哲学も政策もないということと一緒であります。市民からの問いかけに対しては無視せず必ず真摯に対応するというのが本来の議員としての在り方です。
願わくば市民の皆さんも、公開質問状の各議員の回答を審査して一票を投じて欲しいと思います。
(どんどん和尚)
住みよい市集落を創る会様からのアンケートについてお答え致します。
政治団体・至水会&奄美市民オンブズマン
代表 林 淳一郎
奄美市名瀬久里町12-2
代表 林 淳一郎
奄美市名瀬久里町12-2
携帯 090-5482-0770、080-6412-8181
1、集落と名瀬間の交通費(バス代ヤガソリン代)ガ高いために、通勤がままなりません。そのために集落から名瀬などへ転出せざるを得ない現状があります。集落からの人口流出を抑えるためにも、どのような取り組みが考えられますか?具体的にお答え下さい。
集落からの人口流出を抑えるためには、市集落に雇用を発生させることです。それ以外に人口の流出を止める手立てはありません。なんでもかんでも行政に要望するのではなく、足下の宝物を集落民一丸となって発掘することが大事ではないでしょうか?
それぞれの集落には役場職員がいますので、職員の自宅を出張役場にし住民票などの窓口業務を代行してくれるシステムが必要です。このシステムは福島県矢祭町で成功しています。
年寄りたちが役場までのガソリン代やバス代を使わなくても済みますから奄美市でもこのシステムを取り入れるべきです。
2、住用町内の集落においては、これまで営業していた小売店・雑貨店が廃業してしまい、住民は買い物に困るといった現状が少なからず見受けられます。問題点はどこにあるとお考えですか ?また考えられる解決策がありましたら具体的にお答え下さい。
住用村だけではなく、奄美群島に点在している集落からの人口流出が年々続いています。このままの状況が続いていけば 奄美の全集落が限界集落に追い込まれていくのではないかと心配しています。 人口が極端に少ない集落では、小売店は品物を仕入れても採算が釣り合わないのではないでしょうか?
解決策としては、町や村の御用聞きの役割を兼ねるような移動販売車の活用が考えられます。移動販売車の経営が軌道に乗るまでは市の助成金を補助するような仕組みが必要です。
●限界集落、 過疎化と少子・高齢化の進行に併せて、暮らしぶりに変化が生じている。山間部では集落を構成している人口の50%以上が65歳以上で、農作業や、冠婚葬祭などの集落としての共同体の機能を維持することが限界に近づきつつある集落が発生している。こうした集落を限界集落と呼ぶ。
3、集落内には耕作放棄地が少なくありません。耕作放棄地を無くし集落の活性化に役立てる方策はないものでしょうか?具体的にお書き下さい。
種子島や沖縄の伊江島、宮古島 を視察したことがありますが、耕作放棄地を見ることがほとんどありませんでした。それぐらい土地が有効活用されているということです。それに比べ奄美本島は耕作放棄地だらけであります。耕作放棄地を有効活用することはその地域の自給率を高めることにつながります。
ちなみに、奄美群島の自給率は次の通りです。
龍郷町32%、奄美市26%、宇検村24%、瀬戸内町16%、大和村10%、喜界島348%、徳之島町243%、伊仙町392%、天城町501%、和泊町178%、知名町203%、与論町173%。実際の奄美市の自給率はわずか26%です。
所得が増えないのであるならば、お金を使わないですむ方法(自給、自足、自立)を考えることです。その手段として、集落民が消費している野菜や肉、牛乳などの自給率を高めればいいと思います。
奄美市の自給率を高めるためにニワトリや肉用牛、乳牛を集落民全員が所得の規模に応じて出資し当番制を決めて集落民全員で飼育することをお奨め致します。奄美市はそのための助成金を支出して集落の自給体制に向けて後方支援するべきです。
ニワトリの餌は集落の残飯や野草を与え、その糞は有機性の肥料となりますので畑の地力を高めるために活用すればいいし、ニワトリが産んだ卵は名瀬のスーパーで飼わなくてもすむように自家用として使えばいいのではないでしょうか。
余った卵や鶏肉は学校給食や老健介護施設などに販売することも考えられます。牛は最初は数頭飼いで出発し子牛をどんどん増やしていけばいいと思います。
牛を耕作放棄地に放牧し、牛によって整地された荒地は畑にして牛の餌となる牧草や陸稲を栽培すればいいと思います。耕作放棄地を囲って自然の中でのびのびと豚を飼うのもいいかも知れません。豚肉でソーセージ作りなどをして商品化、販売することも考えられます。
4、市集落は、近くで操業している採石業者によって土石の流出事故、海洋汚染、景観の破壊など、様々な問題を起こしています。採石業は県の管轄でありますが、奄美市としてこの問題解決のためにどのようなことができると思いますか?具体的にお答え下さい。
今まで、悪質な採石業者を野放しにしてきた鹿児島県や監視する立場の県会議員に対しては厳しくその監督責任が問われるべきです。
ここまで住用村の海洋汚染を深刻化させた責任は重大であります。そんな彼らに奄美の世界遺産登録を叫ぶ資格はありません。住用湾を元の美しい海に戻してから、奄美の世界遺産登録を叫びなさいということです。
私は県の条例に対抗して、奄美市独自の奄美市景観毀損防止条例を制定して、奄美の自然を損ねる土砂の流出や海洋汚染、景観の破壊を食い止めるべきだと考えます。
奄美市景観毀損防止条例には市独自の厳しい罰則を設け、悪質な土建、採石業者対しては高額な罰金を科し市の公共工事入札から締め出すべきです。
5、人口流出対策として”雇用の創出”がよく挙げられますが、奄美の現状の中でどのような”雇用の創出”が可能だとお考えでしょうか?できるだけ具体的にお答え下さい。
3,の質問の中で、奄美大島の自給率が極端に低いことをご紹介致しました。自給率が低いということは、台風などで品物が本土から移入されない限り食料不足に陥るということです。
なんでもかんでも本土から買えばいいというものではありません。本土スーパーにお金を流出させないためにも島内で自給できるものは、島内で作るという発想が雇用の創出につながると考えます。
自給自足自立という前向きな発想で成功したのが中種子島町です。自給率では832%という驚異的数字で県内ではトップの自給率を誇っています。基幹産業はサトウキビと牛ですが、あらゆる野菜や穀物を作っており、サトウキビの生産量をゼロにした場合でも自給率は329%に達しています。地産地消を合い言葉に直売所(あぐりの里)を中心として成功を納めているようです。
旧住用村の場合は住用川や役勝川を自然石などを使って親水公園化する自然再生のための公共工事が必要です。住用湾全体を世界一のマングローブ公園に作り替えることも可能です。
採石業者にはこれ以上無謀な採石を中止してもらい、残った採石を湾内にきれいに配置し住用湾全体を親水公園化する壮大な計画があってもいいと思います。大きな雇用が発生することは間違いありません。カニやタナガ、琉球鮎、ウナギの養殖なども手がけ川に放流したら良いと思います。
役場前からタンギョの滝の滝壺にかけて親水公園化したらいかがでしょうか。タンギョの滝採石場から落下した自然石を使って、タンギョの滝周辺まで小さな散策小道を作ったり、夏場は川で観光客や子供たちが泳げるようにしたらいいと思います。
6、奄美市内においても名瀬など都市部と周辺の集落との間には住環境その他の格差があることは否めません。このような格差を解消するための解決策をお持ちでしたら具体的のお答え下さい。
住環境その他の格差は所得の格差から発生していると私は考えています。
格差で一番醜いのは官と民の格差です。ちなみに、奄美市市役所の平均人件費は899万円にもなっています。ところが奄美市民の48%が所得200万円以下であり、300万円以下が約70%にもなっています。
この格差は税金の配分が公共工事や市職員の人件費に偏っているからであります。市職員の人件費や市長の給料や市会議員の議員報酬を30%ぐらいカットして、その財源を子育てや失業雇用対策などに充てるべきです。これぐらいのことは先進地の首長たちは誰でも改革実行していることであります。
それから、奄美市独自の公共工事適正化条例を制定し官製談合を廃止、指名入札から制限付き一般競争入札へと切り替え、その財源を自然再生のための公共工事を中心に地場産業の創出に充てるべきです。
そして奄美市独自の公契約条例を制定し、公共工事に携わる建設労働者の最低賃金をきちんと確保するべきです。建設労働者の最低賃金のピンハネを絶対に許してはなりません。
7,奄美をもっと住みやすい社会・暮らしやすい社会にするためには、どうすれば良いとお考えですか?問題点と解決策をできるだけ具体的にお答え下さい。
格差を是正して、自由闊達にものが言える風通しのいい社会を作ることに尽きます。物言えば唇寒しの地域では正論が封じられ閉鎖的な息苦しい社会環境となってしまいます。
すべてが一部の権力者やその同調者によって牛耳られている地域は必ず衰退していきます。暮らしやすい社会を作ろうと思ったら勇気を出して言うべきことは云い、正論を吐き邪論を封じ込めるべきです。
邪論が大手を振ってまかり通り悪政がはびこるようでは住みよい地域社会などできるはずがありません。
勇気あるところに地域再生の活力が生まれ住みよい社会ができあがるということです。この世に極楽を作るのも地獄を作るのも人の心がけしだいで、極楽を作るためには、勇気がその扉を開けるということです。
8、オスプレイが時々集落上空を飛んでいき、騒音被害や墜落事故の不安になやまされております。そもそも集落上空は飛行しないはずではなかったでしょうか?この問題について、奄美市としてどのような取り組みができるとお考えですか?具体的にお答え下さい。
我が国は真の独立国ではないという事実を国民すべてが認識するべきです。独立国でない証拠に横須賀基地上空はアメリカしか使用することができません。主権が我が国の上空に及ばないようでは真の独立国とは言えないのです。一言で云えば我が国はアメリカの属国だということであります。
属国が宗主国に対して、堂々と文句が言えるはずがありません。自民党政権が続く限りこれからもオスプレイは傍若無人に奄美市の上空を飛び続けるでしょう。
これを止める方法は一つしかありません。来年の夏に予定されている衆参ダブル選挙において、アメリカのポチとなっている阿倍自公政権を大敗させることです。
そして、地元選出の金子万寿夫氏を落選させるべきであります。金子氏と朝山市長が基地誘致の首謀者ですので、そんな彼らの政治生命を剥奪すればいいだけの話であります。
彼らの政治生命が続けば、奄美市と瀬戸内町に配備されるミサイル基地はアメリカの傭兵となって中東に派遣される自衛隊員と武器弾薬の中継基地となります。その武器弾薬で何の罪もない女子供が巻き添えをくって殺されてしまうわけです。こんなことは決して許されていいはずがありません。
国を守る防衛は武器だけでやるものではありません。外交の術で戦争や局地戦をやらなくてすむように近隣諸国と相互信頼を構築して、戦わずして勝つという孫子の兵法を最大限、外交に活かすべきであります。
そして戦争を放棄した憲法9条を国民が死守することです。そうすることにより、戦争のシンボルあるオスプレイは奄美の地においても無用の長物となり自然と姿が見えなくなります。
9、奄美市内への自衛隊の配備については市民の間にも賛否いろいろありますが、この配備問題についてはどのようにお考えですか?
いきなり降って湧いたような奄美市の自衛隊基地の配備問題は真の意味での専守防衛のためにあるとは思えません。一言で云えば、三井三菱などの軍需産業のお金儲けのためであります。その巨大利権に絡むのが地元選出の国会議員や県会議員、市長や誘致賛成派の市会議員たちであります。もし、他国からの直接的侵略が実際にあるとしたら、基地誘致は当然のことであります。
ところが今回の基地誘致問題は防衛に名を借りた政治屋たちの利権目的ではないでしょうか。世界の軍備状況や防衛問題を少しでも勉強したなら、原発を54基も抱えている我が国はとてもじゃないが他国と戦争ができるような状況ではありません。
もし他国から飛んできたたった1発のミサイルが川内原発を破壊しただけで奄美沖縄諸島や九州本土はセシウムなどの放射能で汚染され人が住むことができない地獄の荒野となってしまいます。
また、性能が格段に向上した中国のミサイルなどは圧倒的に数が多すぎて日本の対空ミサイル防衛網では完璧に対応できません。
だからアメリカ軍は沖縄から軍を引き上げ、グァムへ撤退しょうとしているわけであります。それを引き留めているのが外務省などの防衛利権に絡んだ官僚たちであります。
日本国民の真の敵は政府内部に寄生しているダニのような官僚たちだということです。その腐れ切った官僚たちに踊らされている奄美市の政治屋たちは奄美市民の敵だと私は思っています。
地元の政治屋たちは奄美の基地誘致は抑止力のためにあると声高に叫んでいますがとんでもありません。基地のあるところが真っ先に狙われるというのは軍事の常識であります。また、兵站が狙われるというのも古今東西の軍事戦略の常識でもあります。
今回の戦争法案はどんなことがあっても来年の衆参ダブル選挙において、野党勢力を結集した国民連合政権を勝利させ、自公政権が作った悪法すべてを廃案に追い込むべきです。
10、その他、上記以外にお気づきの点や住民へのメッセージがありましたらお書き下さい。
自分たちが選んだ市長や県議、市会議員たちが、選挙の後に政策を選択する場合、どのような投票行動を取ったかを厳しく市民が監視する必要があります。
土建業者の代理人のような市会議員を多数選んだら、環境破壊がどんどん進行していきます。山や海、川などの環境汚染は因果応報としてその地域に必ず衰退をもたらします。
あなたたちの選んだ県議や市議たちが邪な心を持っていたから土砂流出のような惨状を旧住用村にもたらしたということです。
選挙で政治家を選ぶ場合、その政治家の掲げた政策をよく吟味して選ぶよう心がけるべきです。
今年で、住用村や笠利町、名瀬市が合併してちょうど10年となりました。 その間、毎年平均540人ずつ、人口が減っています。10年間で5400人です。小さな町が消滅したということであります。
現在のような自公政権の政治形態を市民が選択し続ける限り、国や学者たちが予想しているとおり、今から25年後には奄美市の人口は2万6千人ぐらいになってしまうということです。
なぜそうなるのか?20歳から39歳までの子供を産める年齢の女性たちが半分に減るからです。政治の貧困化が女性が子供を産んで育てるという環境を奪ってしまっているからであります。
そのような悲惨な未来を子供や孫の世代に招き寄せないためにも、心して政治を監視して下さるようお願い致します。
2015年(平成27年)10月3日(土) 林淳一郎、記載。
2015年(平成27年)10月3日(土) 林淳一郎、記載。
必見! どんどん和尚の過去ブログ記事です。
★ 奄美市職員出身の泥棒市会議員が恥を知らず、10月の市会議員選挙に再度立候補するというから、こいつは底なしの大悪人のようです。
2015/9/12(土) 午後 5:14
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/14219096.html
2015/9/12(土) 午後 5:14
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/14219096.html
★奄美市議選(街宣用),公契約条例と百条委員会の設置で労働者の賃金搾取と官製談合を撤廃させよう!
2015/9/24(木) 午後 11:41
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/14247086.html
2015/9/24(木) 午後 11:41
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/14247086.html
★選んではいけないタイプの議員&腐敗政治家を退治する檄文チラシ。
2015/3/30(月) 午後 4:12
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/13780975.html
2015/3/30(月) 午後 4:12
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/13780975.html
★ 奄美の痴呆競馬場で悪人同士の仁義なき戦いが始まったようである。
2015/4/6(月) 午後 9:59
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/13803221.html
2015/4/6(月) 午後 9:59
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/13803221.html